バンドやろうぜ♪

2013年09月

明日(25日)ディスクユニオンから「遠藤賢司実況録音大全第一巻/完売記念 濃縮盤 (2枚組)」と言うCDが発売される
このCDにボーナストラックとして、収録されている「待ちすぎた僕はとても疲れてしまった」、「歓喜の歌」、「 ミルク・ティー」の3曲は、クレジットにもあるように、1972年6月に長野市篠ノ井市民会館で行われたコンサートでの演奏である。
この音源の秘話(と、言うほどのことでもないか・・・。

遡る事41年前、吉田拓郎やかぐや姫などの全盛期、少年Hも世のブームに乗り遅れまいと、せっせとアルバイトで小遣いを貯め、モーリスをやっとこさ手に入た。
そして、これまたよくあるケース、同級生とバンドを組んだ。
今では、どういう経緯でそうなったのか失念したが、ある日県内でコンサートの企画・運営をしている方から有名ミュージシャンの前座の申し出があった。
レパートリーは数曲、それも、吉田拓郎(当時は、よしだたくろうとひらがな表記だったな)や、かぐや姫、五つの赤い風船などのコピーばかり。いやはや今考えると冷や汗ものだが、世間知らずの田舎高校生は、即OK!
その会場は長野市篠ノ井市民会館有名ミュージシャンと言うのが遠藤賢司さん。
今は、コンサートやライブの会場に録音機や撮影機を持ち込み、その様子録音、撮影することなどは、基本的にご法度だが、当時は、会場や出演者からの通達がない限りOKだったのだろう。

数年前、すっかり歳を取り、おっさんとなった元少年Hが、荷物の整理をしていたところ、引き出しの奥からそのコンサートを録音したカセットテープが出てきた。
そこに収録されているほとんど、少年Hのバンドの演奏なのだが、テープの後半に数曲、その日のメイン「遠藤賢司」さんの音も記録されていた。
普通なら、「あら、懐かしや・・・」で、再び引き出しの肥やし?となってしまうところだろうが、ここからが、人の縁と偶然の悪戯。

少年Hはすっかりおっさんとなった今でも、懲りずに相変わらずヘタクソなギターを趣味としている。
数年前、ひょんなことから、子供バンドのベーシストで、エンケン(遠藤賢司)バンドのベーシストでもある「湯川トーベン」さんと知り合いう。
ベーシストとして知られるトーベンさんだが、ソロギターの弾き語り行い、おっさんHの町のライブハウスなどにもちょくちょくお越しになる。
本番の前後に、お話をする機会があ、何時だったか、何かの話の流れで、おっさんHはエンケンさんの昔の音源を持ちょる。と、話したところ、是非聴きたいとの事で、件のカセットテープをダビング(勿論、エンケンさんの部分だけ)してお渡しした。
おっさんHは、最近までこの事すら忘れかけていたのだが、今年になって、ある日突然ディスクユニオンの方から連絡があり、今度出す遠藤賢司さんのCDにその音源を使いたいと。
使用にあたって、所有者の許可を頂きたいと。
あいや~許可も何も、その昔、客席から安いカセットデンスケで録った、客の拍手や笑い声だけならまだしも、演奏中のヒソヒソ話しまで入っている、しかも、経年でヨレヨレになった音がCDになる??
それからがチト大変。何時どこで行われたコンサートでの録音か知りたいと。
おっさんHの記憶だけでは確証がないので、そのオボロゲな記憶と、当時を知っていそうな知人、友人に虱潰しに連絡し、調べた結果、19726月に長野市篠ノ井市民会館でのコンサートと確信した。
このリサーチで、40年ぶりに、そのコンサートを主催したK氏と電話で話もできたし、今でも時々ライブハウスなどで競演するSさんと、その時も競演したらしいという事が判明した。
1本の古いカセットテープから、おっさんHの個人的な事柄であるが、多くの物語が新たに生まれたのであった。

しかし、今のマスタリング技術って凄いねェ!

と言うわけで、「遠藤賢司実況録音大全第一巻/完売記念 濃縮盤 (2枚組)」(ディスクユニオン)。他にも当時の遠藤賢司さんの生々しい演奏満載で明日発売でございます。

9月21日(土)長野市の拓郎ageで行われる「松田幸一ライブ」でオープニングアクトを務めさせて頂く予定だった「俄組」ですが、都合により出演出来なくなりました。申し訳ありません。謹んでお詫び申し上げます。
勿論、松田さんの素晴らしいライブは行われます。お見逃し、お聴き逃しなく!

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