アコギの定番?Martin D-28。
しかも、サイドとバックに希少材Jacaranda(Brazilian Rosewood)使用した1960年代のね。
ま、お恥ずかしながらJacarandaウンヌンを知ったのは、入手から随分経ってからのことだけど。
D-28

こいつも前出J50同様中古で入手。
今から32-3年前、知人の紹介で知り合ったミュージシャン?から購入。
その当時は、もう音楽から離れて、殆どギターとは無縁の生活だったが、
気持ち的には、心の片隅に「いつかはD-28」と言う、燻る夢があったのだろう。
仕事の先輩絡みでとあるミュージシャンと知り合い、少々複雑な経緯を経て手元に。
しかし、弾く機会も与えられず押し入れに直行。
やはりJ50同様、数年前ライブ活動を再開するにあたり、ン十年ぶりにケースをあけると・・・。

余りにかわいそうな状態だったので、ネットでメンテナンス先を検索。
以前、輸入代理店っだった東海楽器でMartinの修理を担当していたと言う方が、
独立して工房を開いている事を知り、早速、修理依頼。
ピックアップを装着するため?に開けられたサイドの穴埋、
反ったネック調整(ネックの反り調整用ロッドがない)を兼ねフレット打ち換え、
収縮して剥がれてしまったピックガードの張替え、等々・・・。
掛かった費用は思いのほか高額になってしまい、記憶にあるその昔入手した金額より高かったかも。
で、何故少々高額になっても修理を行ったかと言うと、修理の見積もりを取った際、
このD-28は1960年代後半の製造で、現行のD-28とは違う希少材が使用されているので、
出来れば完璧にメンテし、大切にするように。と、勧められたため。

因みに、Brazilian Rosewoodと一般的な(と、言うのかな?)Rosewoodとは素人目には判別し難いが、素人でも見分ける?方法・・・それは匂い。
Rosewoodと言うくらいで、塗装など施さなければ、ほのかなバラの香り?がするが、Jacarandaの場合その香りがより強いので、サウンドホールから嗅いでみると分かる。と、教えられた。
40年も経過し、木の香りなど無くなってしまうのでは?と思ったが、実際に嗅いでみると
確かに他のギターにはない甘い香りがする。

そして、その時期、余りにみすぼらしいケースも一新。地元の楽器店で純正品を新調した。
ところが、その新品のケースがいけなかった。
メンテナンスをして楽器としては復活したものの、やはり弾くこともなく数年経過。
数年前、これまた超久しぶりにケースを開けてみると、?何かおかしい。
よく見てみると、ボディー塗装にべた付く箇所があるのだ。
一体何が起こったのか?のまま、この症状は、以前J50をメンテして頂いたルシアーさんに再診断依頼。
塗装を変質させる何かが影響したことは間違い無いが・・・と、いろいろ検討して出た結論がケース。
ギターケースには楽器保護のため内部にクッション材が貼ってあるが、それをケースに固定する接着剤が塗装に影響してしまたらしい(新しいケースなので、接着剤が乾いていなかった?)。
でも、いくら最近の物とは言え、Martinさんの純正ケースですよ。そんな事もあるんですねェ。
このルシアーさんに、希少なギターなので、再塗装などせずその新品ケースを止めて様子を見たほうが言いと、言われたのでその通りにした。勿論、ケースは元のボロケースに戻した。
以来、傷んだ塗装はそのままだが、べた付きは解消。楽器も快調。

だが、依然弾く機会はあまり無し。ピックアップ未装着で実戦向きではないため、ライブなどに登場する機会は・・・全く無し。